#1597 『Gidon Nunes Vaz / There’s No End』
『ギドン・ヌネス・ファズ/ノ-・エンド』

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<ノー・エンド>は、ケニー・ドーハムの僚友の一人、テナー・サックスの名手、ジミー・ヒースの自宅から発掘したという貴重な1曲。

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#1594 『Aron Namenwirth – Eric Plaks – Sean Conly – Jon Panikkar / Hurricane』

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異形の波動ギターのアーロン・ネイムンワース、サウンドの構造を都度作り上げるピアノのエリック・プラクス、バスドラムによってボディブローを放ち続けるジョン・パニカー、泥の匂いを漂わせ精力的にサウンドを浮揚させるショーン・コンリー。この快楽物質分泌は、まるでブルックリンに瞬間移動するがごときものだ。

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#1592 『Toyozumi~Countryman / Sol Abstraction』
『豊住芳三郎+リック・カントリーマン/ソル・アブストラクション』

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力技ではない。あたかも棋士の対決を見るように、互いの意思を図るべくサックスとドラムは感応する。

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#1591 『柳川芳命+Meg Mazaki/四谷怪談』

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人間そのものに肉迫できているか。特定の物語をベースとしながらも、この根源的な問いは独立している。現在のような時代になっても、フリー・フォームが決してなくならない所以でもある。

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#1590 『ARASHI (Akira Sakata, Johan Berthling, Paal Nilssen-Love) / Jikan』

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フリージャズ特有のダイナミズムと緩急自在な表現によって、今日的なアクチュアリティを表出させる「ARASHI」の演奏はフリージャズの今日的な有効性をよく表していると言っていい。

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#1062 小林海都ピアノ・リサイタル

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今後どのような貫禄がその音楽に加味されて来るのだろうか。10年後、20年後が楽しみである。

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#1060 川島誠・橋本孝之・山沢輝人・山㟁直人@川越レレレノレコード

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川越近郊の田舎町で育ったことが自らの音楽観に影響していると語る川島にとって、地元で活動拠点を見つけることは長年の夢だった。その第一回は、4人の個性的なインプロヴァイザーの邂逅の場となった。

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#504 『アリスター・スペンス:藤井聡子オーケストラ神戸/Imagine Meeting You Here』
『Alister Spence:Satoko Fujii Orchestra Kobe / Imagine Meeting You Here』「

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混濁となりかねない部分を、見事なサウンド処理で解決の録音技法には喝采だ。

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#1586 『James Brandon Lewis / An UnRuly Manifesto』

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伝統の継承と、驚くほどにパワフルな革新。本盤を聴くと、「テナー・タイタン」の称号はJBLことジェームス・ブランドン・ルイスにこそ与えられるべきではないかと思わせられてしまう。そしてジェイミー・ブランチ。間違いなくかれらの時代である。

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月見ル君想フpresents 編む言葉—触れる・揺れる・震える—

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ポエトリーは単なる「言葉」ではなく、4人が共有する「感情」として「音楽」と触れ合い、揺れ合い、震え合い、ひとつになって豊潤な物語を紡ぎ出した。慈愛と共感に満ちた真の創造の場の現出であった。

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Library #93 『藤原清登/僕がジュリアードとバークリーで学んだこと
音楽で生きていくために必要な51のルール

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サブタイトルに「音楽で生きていくために」とあるが、決して「音楽家」を目指す者だけに限られた内容ではない。

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#1582 『一噌幸弘 / 幽玄実行』『一噌幸弘 / 物狂 モノグルイ』(セシル・テイラー追悼)

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一噌幸弘がふたつのセシル・テイラー追悼作を出した。それらは、同じ時代と場所を共有した者として、一噌自身が現在のフリージャズを鮮烈に提示した作品となっている。

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#1576 『Larry Ochs- Gerald Cleaver / Songs of the Wild Cave』

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サックスとパーカッションで太古の洞窟で演奏する試みは、命をかけた馬鹿げた挑戦などではないが、このレコーディング作品のキーワードが<生命>にあることは確かである。

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#1047 Charlie Parker Jazz Festival 2018 from August 22 to 26 in NYC. Vol. 1

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2018年に26回を迎えた、ニューヨークの夏の終わりを彩るチャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティヴァル。そのメイン・コンサートの1日目、若手実力派シンガーのブリアナ・トーマスと、チャールズ・トリヴァー(tp)が自らのリーダー・デビュー作『Paper Man』のリリース50周年を記念して、当時のレコーディング・メンバーのゲイリー・バーツ(as)と、新たにバスター・ウィリアムス(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、ジェイソン・モラン(p)を加えたスペシャル・クィンテットで出演した。

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#1058 名曲能の会 第二十回記念公演 鸚鵡小町

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ジャズ方面の方も、能は一度体験すべきと思う。ジャズが開いたプロフェッショナルの使い道は、恐らく楽理や演奏の追及やエンターテイメントだけではないだろう。能は、南アジアや西アジアの古典音楽に匹敵するだけの哲学を有しているように感じる。

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#1057 即興的最前線

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東京で活動する即興音楽家6人が倉庫のようなギャラリーに集まり、ソロパフォーマンスと共演を行った。また、終了後にはトークセッションが開かれ、「即興」という極めて曖昧なテーマを巡り、多くの発言がなされた。現段階で腑に落ちるような明快な共有解はないだろう。方法論や意識のあり方への議論そのものが、各演奏者への新たなフィードバックとなれば、それはまた愉快なことだ。

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#1054 リューダス・モツクーナス×大友良英×梅津和時

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Bitches Brewにおけるリューダス・モツクーナスのレジデンシー最終日。イソギンチャクのように多方面に触手を伸ばす梅津、重量を維持しながら連続と断絶とを繰り返すモツクーナス、幅広さと重層的な響きとをもって音のコミュニケーションの形を作る大友。あるいは、大友のポルタメント、梅津のフレージング、モツクーナスの大きな慣性。三者それぞれの個性が展開された。

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#1052 上野優子ピアノリサイタル プロコフィエフ・ソナタ全曲シリーズ 第2回Fazioli

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プログラムの進行とともに時代が現代に近づくが、それに比例して音色が目に見えて変化する。終盤のプロコフィエフをターゲットに、じりじりとフォーカスが絞られていくようだ。

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#1050 フローリアン・ヴァルター/直江実樹/橋本孝之/川島誠@東北沢OTOOTO

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大阪を含めた全四回の公演は、何よりヴァルター本人がリラックス出来て、様々なアーティストと共演を楽しめて実りの多いものだった。

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#1049 Charlie Parker Jazz Festival 2018 from August 22 to 26 in NYC. Vol. 3

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いよいよ5日間の最終日を迎えたチャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティヴァル。パーカーゆかりのトンプキンス・スクエア・パークには、8月最後の日曜日の午後に、新旧4つのグループが登場。チャーリー・パーカーのジャズ・スピリットを高らかに歌い上げた。

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#1048 Charlie Parker Jazz Festival 2018 from August 22 to 26 in NYC. Vol. 2

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チャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティヴァルのメイン・コンサート2日目は、再びハーレムのマーカス・ガーヴェイ・パークに、新鋭、中堅、ヴェテランの、多彩なスタイルの4バンドが登場した。トリで登場のモンティ・アレキサンダー(p)のハーレム〜キングダム・エクスプレスが、ニューヨークとジャマイカを音楽で繋いだ。

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#1059 ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018 〜 モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ

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「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」と改名し、東京国際フォーラムに池袋・東京芸術劇場が加わり、運営体制も変わった新生LFJの各コンサートの様子をレポートする。

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#1575『Sabu Toyozumi / Preludes and Prepositions』
『豊住芳三郎/プレリューズ・アンド・プレポジションズ』

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インテンポでの高速のスイングは “SABU”の大きな魅力の一つでありサックス・トリオの導入部としては正にパーフェクト。

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#1574『柳川芳命 – 藤田亮 / 無頼派二重奏』

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名古屋の異端サックス奏者柳川芳命と大阪のパンク・ドラマー藤田亮。何にも頼らず自分のスタイルを創り上げる無頼派同士の初のデュオ・アルバムには、即興演奏の彼方を目指すエネルギーが溢れている。

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#1046 シュリッペンバッハ・トリオ

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三人の演奏は、ヨーロッパ・フリージャズの草創期から今日に至る、その積み重ねられた年輪に裏打ちされた揺るぎない音世界を描いてくれた。

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#1045『Off/String(喜多直毅/セバスチャン・グラムス/ハラルド・キミッヒ)+黒田京子/久田舜一郎/松本泰子』 『Off/String (Naoki Kita/Sebastian Gramss/Harald Kimmig) featuring Kyoko Kuroda/Shunichiro Hisada/Taiko Matsumoto』

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自然発生的ながら、張り詰めたテンションはいかなる時も健在。自らを知り抜いていることが他者への自然な配慮となって現れる。/Their interplay is spontaneous, but never loose intensity of tension at any time. The fact that they thoroughly know their own music is emerged as tolerance to others.

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#1043 トリフォニーホール・グレイト・ピアニスト・シリーズ2018『エリソ・ヴィルサラーゼ ピアノ・リサイタル』

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指先と鍵盤との距離は最短であり、音が生成されるまでの速度は最速だ。ネイガウス門下、ロシア・ピアニズムの黄金時代を今に継承するヴィルサラーゼの奏法は合理性に貫かれている。どっしりと体幹を構え、身体の動きは最小である。

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#1042 トリフォニーホール・グレイト・ピアニスト・シリーズ2018『マルティン・シュタットフェルト ピアノ・リサイタル』

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たしかに、新しい解釈に照準をあわせ、作品の時代性が目まぐるしく引き上げられたり引き下げられたりする彼のスタイルは、賛否両論を生むかもしれない。「正統派」の基準をどこに合わせるか。

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#481『ザ・リアル・グループ・シングス・ウィズ・キックス&スティックス・ビッグバンド』

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バックのビックバンドのサウンドもさることながら、コーラスの扱いに気合のこもった快適サウンドが展開する。

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#480『Ingrid Laubrock / Contemporary Chaos Practices – Two Works For Orchestra With Soloists』
『イングリッド・ラウブロック/コンテンポラリー・ケイオス・プラクティシズ』

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緻密な譜読みとバランス感覚は録音技法から見て最高難度。

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#1569 『ザ・リアル・グループ・シングス・ウィズ・キックス&スティックス・ビッグバンド』

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幕開けの「ファシネイティング・リズム」にノックアウトされた。いや、圧倒された余波で思わず ”ブラボー” と叫ばずにはいられないほどの感動の波に襲われた。

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#1568 ギドン・ヌネス・ファズ『トリビュート・トゥ・KD』『キャリー・イット・オン』
Gidon Nunes Vaz 『Tribute To KD 』『Carry It On』

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欧州のジャズ大国オランダの新進で、ネオ・ハード・バップを身上とするオーセンティックなラッパ吹きだった。

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#1565 『蓮根魂 /月食の夜』
『RenKonKon / The night of lunar eclipse』

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一曲目「月食の夜」が圧巻だ。タイトルチューンにしたのも納得する。ベースの紡ぐ網目に管楽器各自の伸びやかな音(と声)が絡まり合い、風通しが良い景色が見える(蓮根だから穴があいている?)。

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#1564『キース・ジャレット/ラ・フェニーチェ』
『Keith Jarrett / La Fenice』

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2006年7月19日ヴェネツィア・フェニーチェ劇場でのピアノソロコンサート。キースは「ヴェネツィア・ビエンナーレ」音楽部門での金獅子賞受賞しており、そのお祝いとキースの健康と長寿を祈るリリースと推測される。アンコールでヨーロピアンカルテットの<Blossom>が演奏されていることにも注目だ。

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#1562 ピーター・エヴァンス同時リリース4作品レビュー

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待望の初来日ツアーを終えたピーター・エヴァンスが、本誌 No. 245 の来日直前インタビューで予告していた新作4枚を、彼の主宰する More is More から同時リリース。本誌でも4作品を同時レビューする。

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#1560『ジェレマイア・サイマーマン / Decay Of The Angel』

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エヴァン・パーカー、エリアーヌ・ラディーグ、サルヴァトーレ・シャリーノ、DJマグス、ウィリアム・バシンスキー、アルヴィン・ルシエ……。これらは本作の「謝辞」に掲げられた音楽家の名前である。

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#1559『Sheldon Brown Group / Blood of the Air』

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今は亡きシュールレアリズム詩人の生前のポエトリー・リーディングと今を生きる前衛ジャズの共演は、ビート・ジェネレーションの血が受け継がれる西海岸の即興シーンの豊潤さの証である。

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#1558『PG13 / PG13』

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サックス/ギター/ドラムによる重金属&変拍子&前衛ジャズが、ウェストコースト・アンダーグラウンドの雑食性ハイブリッドの優位性を証明する。

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