『ディスアポイントメントーハテルマ』の季節
竹田賢一のライナーノートに呼応する形で by 土取利行

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あまりにも多くのことが展開した70年代、間章の死を契機に彼のもとに集まっていた個々の者たちは、80年代に入り独自の道を歩みだしていた。

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R.I.P. 坂本龍一 『千のナイフ』以前の思想 by 金野Onnyk吉晃(コントリビューター)

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坂本龍一23歳の<環螺旋体>設営と「学習団」からのアピール

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坂本龍一 〈Ex-Jazz 〉by 矢澤孝樹(音楽評論家)

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要するに坂本龍一はジャズそのものを否定しているのではなく、クリシェ化したジャズを批判していたのだ。

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我が最愛の音楽家、坂本龍一さんご逝去に寄す by 木内秀行(弁護士)

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坂本さんは「坂本龍一」としかジャンル分けのしようのない、しかも時空を超越した音楽を創造した偉大な音楽家です。

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RIP Ryuichi Sakamoto by Oscar Deric Brown
追悼 坂本龍一 by オスカー・デリック・ブラウン

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僕にとって坂本はいつも可能性の源泉と言える。坂本に対する喪失感はとてつもなく大きい。

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坂本龍一さんのこと by 金 利惠(韓国伝統舞踊家)

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深く考え、信念に従って行動し、静かに語る、良心を求める真摯な人だと私は思っていた。

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坂本龍一 やんちゃ編 by 稲岡邦彌(音楽プロデューサー)

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人間誰しも聖人君子ではあり得ず、時折りやんちゃな側面を見せるものである。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #90 M.E.B. <That You Not Dare To Forget>

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マイルスの甥っ子で、80年代前半のマイルス・バンドに参加していたVince Wilburn Jr.と、19歳の時に『Bitches Brew』に参加したLenny Whiteというドラマー二人によってプロデュースされたこのマイルス絡みのアルバムはともかくすごい。マイルス愛を満載しマイルスのスピリッツを継承しながら新しいサウンドを追求している。レニー・ホワイトの素晴らしい作曲と鍵盤演奏に感銘。ヴィンスに聞いた色々な話を交えて分析を試みた。

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ジャズ・ア・ラ・モード #64.アニタ・オデイのスリーブレス・ドレス&ホワイト・グローブ

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美しいアニタ・オデイの代表的スタイル、特にスリーブレス・ドレスと白い手袋について。

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小野健彦のLive after Live #311~#317

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巡る季節を進むLAL。コロナ禍の鎮静化と共にようやく従前のペースへの軌道修正も叶う中、今月号では弥生中旬から卯月上旬に巡った充実の現場7本をご紹介。

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風巻 隆「風を歩く」から vol.14「KRAIN THEATER」~ダニー・デイビス               

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フリージャズの身体性と、知的な即興演奏が、高い次元で融和して、新しい音楽の扉を開いていく…、そんな演奏だった。

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アーマッド・ジャマル追悼 
R.I.P. Ahmad Jamal (July 2, 1930 ~ April 16, 2023)

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未発表録音がこれから続々公開されるだろうが、彼自身の「次のアルバム」が出ることはない。白い鳩とセッションしているのを瞼に浮かべながら、もう一度このアルバムを聴き直したい。

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スコット・ジョンソンの憶い出
Memories of Scott Johnson (May 12, 1952 – March 24, 2023)

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去年(2022年)、私が主宰しているAbsolute-MIXというプロジェクトのコンサートで取り上げたロック・ギタリスト/作曲家のスコット・ジョンソンが亡くなった。本人から知らせが来るわけがない訃報ではあるが、今生の別れというのはやはり突然で悲しい。

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#2246 『sara (.es) , Toshiji Mikawa, K2 (Kimihide Kusafuka), Wamei, Seiichi Yamamoto / Utsunomia MIX』
『サラ(ドットエス)、美川俊治、K2(草深公秀)、ワメイ、山本精一 / ウツノミア・ミックス』

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Utsunomia MIXで再現されるギャラリーノマルとsara(.es)の無尽蔵の創造性は、聴く人すべてにこれまでの音楽作品とは一味違う豊穣な聴覚体験を与えてくれるに違いない。

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# 2245 『土取利行・坂本龍一/ディスアポイントメント・ハテルマ』

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ここには決定的に欠けているものがある。それはまさに「ウタ」であった。

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#2244 Taj Mahal『Taj’s Blues』『Savoy』
タジ・マハール『タジズ・ブルース』『サヴォイ』

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ジミヘンがいきなり世界中からロックスターとして注目されたのと対照的に、タジはひたすらブルースを追求し、その中で革新を試みた。

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#2243 『渋谷毅&仲野麻紀/アマドコロ摘んだ春 〜 Live at World Jazz Museum 21

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Bluesy、Funky、GroovyというAmericanなテイストとは違った静謐で知的な空間が拡がる本盤

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#122 稲岡邦彌著『新版 ECMの真実』

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ECMのファンには『真実』、『カタログ』を座右の書としつつ、ECM Records: HomeとJazzTokyo を定点観測的に目配りするスタイルが成立する。

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#1259 徹の部屋ふたたび 不在の在
~『齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体』出版記念

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尽きぬ問いを不在人の残した音や言葉、気配から読み取る、そんな温かい会でした。

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#1257 Joe Rosenberg Trio JAPAN Tour 2023 大阪公演

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ジョー・ローゼンバーグ(Joe Rosenberg)が2020年以来の来日となる日本ツアーを2023年の春に実現させた(3月30日~4月9日)。彼のトリオには落合康介(b)、大村亘(ds)が参加。今年も彼らしいフリーインプロの世界をソプラノサックス一本で築き上げていた。

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#1256「And the music continues to evolve vol.19」
“Essence of Human Music  Ⅲ”

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細胞に粒子が染みてきて喜んでいるのを感じて。あの場にいた身体には、共鳴が起きていたように思う。

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Interview #259 岡本勝壽(仙台ジャズ物語)

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これから先、世界に誇れる日本独自の「ジャズ文化」をどうやって保護・継承するのか、行政をどうやって巻き込むことができるかも課題です。

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インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ

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遠藤ふみは、この数年間の即興シーンにおいて大きな注目を集めるピアニストとなった。静寂を引き寄せて音を発するスタイルは、気の合う人との関係をゆるやかに深め、次の関係へとつなげてゆく中で得られたものだ。

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