今月号目次
Monthly Editorial
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From the Editor’s desk #21 「ECM55周年」
聴覚が正常である限り制作を続ける
R.I.P. 林 聡
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最後のメッセージ 建畠 晢
敬愛すべきギャラリストにして版画工房のオーナー
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「枠を越え、生き遂げる」イヌイジュン
ギャラリーノマルを関西の現代美術を牽引するポジションにまで引き上げ続けた。
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skywalker No.26 (ある男の肖像) 古巻和芳
美術、音楽、文学という分野間の越境
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お会いできなかった 齊藤 聡
他のだれかやなにかと「似ていない」のは橋本さんだけでも.esだけでもなかった。
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林聡の情熱の力 今村 源
その情熱に背中を押され力をもらった
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林聡さん、ありがとうございます 坂本葉子
作品を購入することはアーティストの人生に直接かかわること。
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追悼・林聡さんのこと 能勢伊勢雄
「五感を超え、感覚が交差・拡散する地点」を基盤にしたものづくり。
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林聡さんと共に – Art for all, All for art - 植松奎二
作家の精神と思考を持った人だと直感した。
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Untitled 美川俊治
単なるアート・ギャラリーの位置に留まらせることなく唯一無二の空間に
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アートの未来を探す放浪者 剛田 武
現代美術界のP.S.F.レコードのような存在
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Utsunomia MIXと林聡氏 宇都宮 泰
彼から学ばなければならないものがたくさんあった
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一つの大きな生き物のような場所 沼尾翔子
林さんの関わるプロジェクトに参加させていただいたことは私にとって嬉しいこと
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「林さん」 田中朝子
「そんなにアイデアが出るのなら林さん自身が作家をやればいいのに」
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林さんとノマル 藤松綾子
詩が音で、ピアノが言葉であると気づかされた。
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奇跡のギャラリー 山本精一
ずっと以前から知り合いだったような気がしています。
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流れの創生者 林 聡 坂口卓也
飄々として、さながら時の流れに身を任せて生きているようだった。
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ずっと思っていたこと。 稲垣元則
「こういう人のことを天才と呼ぶんだ」という人に初めて出会いました。
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林さん直感わくわくドキドキ課題@ノマル道場 池上恵一
作家のこと表現のことになると宇宙からのシグナルを体で感じてる
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林聡さんに感謝を込めて 岡崎 凛
極めて充実していた「晩年」の姿を、何度も目にすることができた
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林聡 (Satoshi Hayashi) さんが他界されました、宇宙空間へ。 大島 彰
深江橋からスパーク、そしてまだ見ぬ世界へ、宇宙空間へ、
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Gallery Nomartと林聡 播磨勇弥
最も愛するギャラリーで、コレクションのきっかけを作ってくれたギャラリー
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SENSES COMPLEX=林聡さんの宇宙 sara(.es)
ありがとう。感謝してます。本当に面白かったよ。
Column
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Reflection of Music Vol. 100 JAZZ ART せんがわ 2024
JAZZ ART せんがわの面白さは独自のプログラミングにある。総合プロデューサー巻上公一、そして坂本弘道、藤原清登という3人のプロデューサーの協働体制が功を奏して、間口が広く、新たな出会いのある開かれたフェスティヴァルになっている。
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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #109 Aaron Parks & Little Big<Flyways>
Aaron Parksの斬新なバンド、Little Bigの三作目が発表された。パークスの変拍子を変拍子と感じさせない作品と演奏スタイルや、彼の特殊なヴォイシングは相変わらずエキサイティングだ。彼の練習法や作曲過程などを交えて彼の特殊な世界の解説を試みた。
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小野健彦のLive After Live #437~#442
巡る季節を進むLAL。連載通算400本を達成しつつ迎える本年師走の候。今月号では、長月初旬から神無月初旬に巡った充実の現場6本をご紹介。
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風巻 隆 「風を歩く」から #32「BUTOH ツアー」シュトゥットガルト~エルランゲン
東京から舞踏家の徳田ガンさんがミュンヘンにやってきて、その「死者の谺(こだま)」のドイツツアーに合流する。
Reviews
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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #109 Aaron Parks & Little Big<Flyways>
Aaron Parksの斬新なバンド、Little Bigの三作目が発表された。パークスの変拍子を変拍子と感じさせない作品と演奏スタイルや、彼の特殊なヴォイシングは相変わらずエキサイティングだ。彼の練習法や作曲過程などを交えて彼の特殊な世界の解説を試みた。
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#2360 『Keith Jarrett / The Old Country~More From the Dear Head Inn』
本アルバムを聴くことが「キース・ジャレットにとってピアノとは何か」を全てのキース・ファンが問い直してみる機会となることを期待したい。
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#2359 『キース・ジャレット、ゲイリー・ピーコック、ポール・モチアン/ジ・オールド・カントリー』『Keith Jarrett, Gary Peacock & Paul Motian / The Old Country』
キースとポールが16年ぶりに共演、それはジャック・ディジョネットの代役としてだが、逆に、菊地雅章やポール・ブレイらをサポートしてきたゲイリー&ポールのコンビに、キースが参加したと視点を変えるとそのサウンドは興味深く、重要な一期一会であったことが見えてくる。
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#2358 『シナプス/エレクトリック・シナプス』
試合と演劇の中間にある「オルタナティヴ・ロック」。
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#2357 『山口コーイチトリオ / アフレリ』
山口コーイチの演奏はどのような形態であれ普通ではない。本盤において、かれの視線の先には大きな船ではなくメンバーとの交感自体がありそうに思える。
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#2359『Norma Winstone/Outpost of Dreams』
『ノーマ・ウィンストン/ アウトポスト・オブ・ドリームス』ノーマ・ウィンストンがECMから6年ぶりのアルバムリリース。デュオを組むキット・ダウンズもやはりECMでの活躍が近年目覚しいピアニストだ。
Concert/Live Report
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Reflection of Music Vol. 100 JAZZ ART せんがわ 2024
JAZZ ART せんがわの面白さは独自のプログラミングにある。総合プロデューサー巻上公一、そして坂本弘道、藤原清登という3人のプロデューサーの協働体制が功を奏して、間口が広く、新たな出会いのある開かれたフェスティヴァルになっている。
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#1336 映画『ECMレコード サウンズ&サイレンス』
ECMレコードというのは、マンフレート・アイヒャーという「耳の音楽家」によって選ばれ繋がれた、膨大な量の世界の音の図書館である。
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#1335 映画『ビバ ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』
政情不安で治安も悪く、貧しい家庭から希望を持ってオーケストラの練習に励む子ども達、希望の星であるスター指揮者ドゥダメル、その試練と苦悩。感動する。間違いない。感動した。
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#1334 ラマチウケシコロ -魂を受け継ぐ-
このコンサートは、ピアニストの矢部優子がYouTubeでたまたま聴いたアイヌの子守歌<60のゆりかご>に心を動かされ、アポイントひとつ取らず北海道まで旅をしたことに端を発する。演奏が終わるころ、ホールは多幸感に満ちていた。
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#1333 喜多直毅クァルテット Naoki Kita Quartette
時に刃(やいば)のような協奏を各々のソロが受け止める刹那に覗く、流れ落ちるパッション、それを単音に収斂させるタフネス―目の当たりにする度に、クァルテットを構成する個人と総体、その互角の強度を再認識する。
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#1332 舘野泉バースデー・コンサート2024-彼の音楽を彼が弾く
舘野泉を触媒として更新される音風景は、拡張を止めない。
Interviews
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インプロヴァイザーの立脚地 vol.26 今西紅雪
今西紅雪のことを即興にも活動を拡げた筝奏者と捉えるのは妥当ではない。サウンドアートや電子音楽などとの関わりの中で自然に即興演奏を行ってきた人である。彼女にとって即興とは「ありのままの自分」だ。
音質マイスター萩原光男のサウンドチェック
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音質マイスター萩原光男の聴きどころチェック
#5『キース・ジャレット/ジ・ オールド・カントリー〜モア・フロム・ザ・ディア・ヘッド・イン』中低域の再生は、スピーカーの低域再生能力も重要ですが、パワーアンプの能力も重要。