Live Report on This Issue
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Reflection of Music Vol. 100 JAZZ ART せんがわ 2024
JAZZ ART せんがわの面白さは独自のプログラミングにある。総合プロデューサー巻上公一、そして坂本弘道、藤原清登という3人のプロデューサーの協働体制が功を奏して、間口が広く、新たな出会いのある開かれたフェスティヴァルになっている。
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#1336 映画『ECMレコード サウンズ&サイレンス』
ECMレコードというのは、マンフレート・アイヒャーという「耳の音楽家」によって選ばれ繋がれた、膨大な量の世界の音の図書館である。
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#1335 映画『ビバ ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』
政情不安で治安も悪く、貧しい家庭から希望を持ってオーケストラの練習に励む子ども達、希望の星であるスター指揮者ドゥダメル、その試練と苦悩。感動する。間違いない。感動した。
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#1334 ラマチウケシコロ -魂を受け継ぐ-
このコンサートは、ピアニストの矢部優子がYouTubeでたまたま聴いたアイヌの子守歌<60のゆりかご>に心を動かされ、アポイントひとつ取らず北海道まで旅をしたことに端を発する。演奏が終わるころ、ホールは多幸感に満ちていた。
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#1333 喜多直毅クァルテット Naoki Kita Quartette
時に刃(やいば)のような協奏を各々のソロが受け止める刹那に覗く、流れ落ちるパッション、それを単音に収斂させるタフネス―目の当たりにする度に、クァルテットを構成する個人と総体、その互角の強度を再認識する。
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#1332 舘野泉バースデー・コンサート2024-彼の音楽を彼が弾く
舘野泉を触媒として更新される音風景は、拡張を止めない。
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#48 「秋のアキ2024」顛末記
今年の「秋のアキ」は新たな出会いがあった。それが何らかの形で今後繋がっていけばいいなと思う。
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#1330 北村英治スーパー・カルテット
北村は今年95歳(!)だが、クラリネットの音色は世界一美しいのではないか、と思わせるほど澄んでいる。