Reviews on This Issue
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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #113 Branford Marsalis <Belonging>
ブランフォード・マルサリスのブルーノート移籍第一弾は、なんとキース・ジャレットの『Belonging (1974)』のアルバム丸ごとカヴァーだ。ブランフォードのインタビューを色々交え、彼の音楽に対する姿勢とこのキースの美しい曲の解説を試みた。
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#140 杉田誠一写真集『ジャズ幻視行』
この写真集は杉田誠一が1969年から1975年の間に海外取材の際に撮影した写真を集成したものだ。
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#139 杉田誠一『ぼくのジャズ感情旅行』
氏が追い求めていたのは、ジャズという鏡に映し出された人間そのものにこそあるのではないだろうか.
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#2375 『フランソワ・キャリエ & サムライ / Live at Bitches Brew』
これらの演奏はビッチェズ・ブリューで繰り広げられた。大由が普通のプレイヤーとは異なるスタンスで演奏に臨み、香村が即興演奏の形を練り上げ、また纐纈がソロ演奏の場を幾度も得た場である。この機会を提供した杉田誠一のもつ緩衝帯についても、語っていかなければならないことである。
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#2374 『Christos Yerolatsitis Trio / Daydreaming』
『フリストス・イェロラツィティス・トリオ/ デイドリーミング』キプロス出身のピアニスト、Christos Yerolatsitis (フリストス・イェロラツィティス)のトリオのデビュー盤。現代的なジャズとギリシャの音楽文化が自然に融合し、クールで先鋭的でありながら、抒情性に満ちている。
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#2373 『チック・コリア・トリオ/トリロジー3』『Chick Corea Trio / TRILOGY 3』
本作品はチック生涯の最終到達点でありピアニストとしての原点回帰と言えるのではないだろうか。
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#2372 『中村海斗/Invisible Diary』with 佐々木梨子、布施音人、高橋陸、加藤一平
石若駿の次の世代で最も注目すべきドラマー/作曲家 中村海斗のセカンドアルバム。海斗の作曲したストーリーの上で、メンバーが自由自在かつ緻密に繰り広げる演奏は衝撃的だ。20歳のアルトサックス佐々木梨子の音楽性も恐ろしいほどだ。